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101歳豊田さん、福井で個展 古里の風景画など107点
2010年3月10日 福井新聞記事より
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四季折々の風景画や静物画など計107点が展示されている豊田さんの記念個展
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101歳を迎えた洋画家、豊田三郎さんの記念個展が10日、福井市美術館で始まった。さまざまなスギの様子を100枚描く取り組み「杉百態」の13点をはじめ、古里美山を中心とする四季折々の風景画、静物画など合わせて107点が展示されている。
幼少時に画家を志し、美術教員などを務めた豊田さんは、80歳のころ「自分の絵」に開眼。美山の豊かな自然を描いた作品を次々に描き、サロン・ド・パリ展大賞など数々の国際賞を受賞している。
「杉百態」は豊田さんが100歳を迎えてから挑戦を始めた取り組みで、あと7年ほどかけて合わせて100枚描く。雪に包まれた地元の山林や平泉寺の大杉など13点を深みのある色彩で表現している。
このほか「黎明(れいめい)」や「瀞(とろ)」などの代表作や、余白の美にこだわって描いた静物画、人物画などが並び、訪れた市民らは足を止めてじっくり鑑賞。豊田さんも会場で元気な姿を見せていた。
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越山若水のコラムでも紹介されました 福井新聞2010.3.14
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「ぜひ来てくださいよ」と、うれしい言葉をいただき、楽しみに出掛けた。「やあ」満面の笑みをたたえ、交わした握手の温(ぬく)もりが今も消えない。その手で、一途(いちず)な画業人生80年。
世界的評価を得ている洋画家豊田三郎さんの101歳記念個展が盛況だ。杉をテーマにした作品の数々、見るたびに発見がある。豊田さんの息遣いを感じたくて絵の前に立った。
豪雨災害に見舞われた年に旧美山町のアトリエを訪ねた。芸術論になり「『絶対無限』の意味が分かるかね」と問われた。あらん限りの知識を総動員すると、「そうではない」と一刀両断。自然、宇宙、神、仏一体の深遠なる“豊田ワールド”をひたすら聞いた。
絵描きは体力勝負だ。豊田さんは体70歳、頭40歳と評価される。食事に気を使い、毎朝欠かさない柔軟体操。足を広げ屈伸すれば床にピタッ。体も頭の柔軟さも無限大である。
釈迦牟尼(しゃかむに)は35歳で悟りを開き、80歳で入滅したとされる。晩成の老画家は80歳で開眼した。名作の多くはそれ以降に生まれた。
「神業のような風景画を一枚物にするまでは死ねない」と発起したのは30年ほど前だ。昨年から描き出した「杉百態」が完成するのはあと7年。
一色五彩−「東洋思想は余白の美にある。それを黒一色で描きたい」と言う。「念願の一枚は描けましたか」と尋ねると、「それが描けないから死ねないんだよ」。
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個展は大入りの大成功!
裏で支えたのは豊田三郎ファンの美山の人たちです。
皆さんの活躍ぶりをご紹介します! 最終日3/14の模様・清水正一
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