県民福井記事2006.5.15
名誉町民・豊田三郎さん
美山の緑 カンバスにいぶく
福井市支所 ギャラリーがオープン
世界芸術文化遺産に認定された「瀞(とろ)」(右)を説明する豊田三郎さん=福井市役所美山総合支所で
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美山の自然を地元で描き続け旧美山町栄誉町民になっている画家・豊田三郎さん(97)の記念ギャラリーが福井市役所美山総合支所に十四日、オープンした。豊田さん自身がギャラリーに立って絵を説明、来場者たちは豊田さんの話に耳を傾けながら、ふるさと・美山の自然を描いた珠玉の作品に見入っていた。
ギャラリーは、議場として使われていた旧美山町役場三階部分のうち、全員協議会室約百十平方メートルを三月に改装した。豊田さんから町に寄贈された絵画百十三点のうち、100号の大作「黎明(れいめい)」や世界芸術文化遺産の認定を受けた「瀞(とろ)」など二十一点を展示。豊田さんの作品を使ったカレンダーや、作画する豊田さんをとらえた写真パネルなども並ぶ。開館式典では、同支所の三崎恆雄支所長が「地域への愛着を培い、地域のイメージアップにも役立てたい」とあいさつ。豊田さんも「感激している。本当にありがとうございました」と感慨深げに話した。
開場後は、豊田さんが制作過程で工夫した点などを説明し、来場者は本物以上に生き生きとした自然の豊かさを絵画から感じ取っていた。ギャラリーは平日の午前九時から午後四時まで開館。土、日曜と祝日は休館するが、二十、二十一日は開館する。
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