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こちらは福井市美山地区です(旧・足羽郡美山町)

ババーズ10周年 福井のお年寄り劇団先駆け
2011年6月23日 日刊県民福井記事より

節目の10年目を迎え200回目の公演に向けて元気に練習する「ババーズ」のメンバー=福井市蔵作町の集会所で

福井市蔵作町の熟年住民らでつくる劇団「ババーズ」が結成10年目を迎えた。
今年は東日本大震災の影響で公演のキャンセルが相次いだが、26日に坂井市内で行う次回公演で通算200回を達成する。

健康長寿・福井の代表格として、市内で増えるお年寄り劇団の先駆者にもなったメンバーたちは、仲間との触れ合いを元気の源にしてますます意気盛んだ。

集落内の集会所で週一回行っている練習は、決まって世間話から始まる。
車座になったおばあちゃんたちのおしゃべりは止まらない。「この集まりがないと寂しいんやわ」。
一番若手の山田れい子さん(63)の言葉に、ほかのメンバーもうなずく。

結成は2002年。メンバーは20人を超えた時もあったが、今は男性2人を含めて16人。最年長は87歳で平均年齢は76歳。
劇団の生みの親である林幸男代表(75)は「来年も今まで通り続けられるか分からない」と不安も漏らす。
最年長で“看板女優”の松浦政子さんは脚の具合が芳しくなく、腰の悪いメンバーもいる。
それでも「ババーズの集まりは残したい」が全員の願いだ。

名前が知れるにつれて依頼が増えた公演は、6年目で100回を突破。それから4年半で200回に。
林代表は「つたない芝居を楽しんでくれた人たちはもちろん、家族にも感謝したい」と喜ぶ。

福井市内では、白方町の仏護寺を拠点に活動する「合掌座」や市民劇団「幸齢(こうれい)者」、円山地区の寸劇グループなど、
ババーズを手本にしたお年寄り劇団の結成が相次ぎ、林さんはそれらの劇団が定期的に公演できる場を設けては、と市に提案している。

200回目の公演は午前11時から、坂井市丸岡町南横地ふれあい会館で予定。
10月の全国シニア劇団全国大会(東京)にも出場が決まっており、節目の年もメンバーたちは生き生きと舞台に立つ。

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