 ユニークな演技で観衆を笑わせるメンバーたち=福井市蔵作町の蓮生寺で
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福井市蔵作(くらつくり)町のお年寄りたちでつくる劇団「ババーズ」が十六日、町内の蓮生寺で第五回定期公演を行い、今年の新作を披露した。五作目となる今回は、高齢者の医療費負担の増加を皮肉った創作喜劇で、タイトルは「郵政民営化と地獄民営化」。持ち前のユニークな演技で町内外から訪れた人たちを楽しませた。
結成五年目を迎えたババーズは、高齢者の生きがいづくり活動として注目され、昨年は県外公演を含め約四十回もの出張公演をこなした。メンバー十七人の平均年齢は七十三歳になったが、今年も二月から意欲的に新作の練習に取り組んできた。
その新作は、小泉純一郎首相と安倍晋三官房長官から、少子高齢化が国民医療費の増大につながっている現状を突きつけられたメンバーたちが、地獄を民営化して死後の世界も改革しようと、閻魔(えんま)大王から地獄の運営権利を奪う−というストーリー。
脚本と演出を担当した林幸男座長が「セリフが覚えきれず、まだ得意のアドリブが出てこない」という段階だが、おばあちゃんたちならではの方言やユーモアたっぷりのジェスチャーで、会場を笑いの渦に包んでいた。 (山本 真喜夫)
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